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2009-10-14

おかしな二人

さて、今回ご紹介させていただく本は90年代に活躍した
ミステリ作家、岡嶋二人さんの始まりから終わりをえがいた
エッセイ集、「おかしな二人」です。

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28冊の本を世に出し、解散した岡嶋二人。
どの作品も今読んでも新鮮で面白く、これからも残り続けていく
ミステリ史に残る不朽の作品たちです。

岡嶋作品をこれから読まれる方、羨ましいです。
初読の感動を味わえるんですから♪

「おかしな二人」をもじったペンネームの岡嶋さん、
日本では珍しいお二人による共作の作家さんでした。
徳山諄一さんがアイデアを出し井上夢人さんがそれを形にしていく。

一儲けを狙った徳山さんと定職という安定を求める井上さんという
異なる方向性をもった二人の出会い、それは私たち読者にとっては
僥倖でした♪

名作「焦茶色のパステル」がどう生み出され、肉付けをされ実作になっていったかなど
ミステリを書きたい!!と思っている自分はなんどあの部分を読み返したかわかりません。
(開き癖ついちゃいました 笑)

ただ、一人ではなく二人であった事。
それは幸運でもあり不幸でもあったのではないでしょうか。
異なったスタンスの二人が同じ方向に進んではきたけど、やはり違う、と
少しずつ違う方向に歩き始める。。

変な表現ですけど、これある意味、恋愛小説でもあります(笑)
出会い、蜜月、倦怠、破綻。。。

まぁ、あくまでも筆は抑えてありますし、芸能人の暴露本や何かのように一方を非難しまくる
文章ではないですが井上さん側から見た「盛衰記」なんですよね。
ファンとしては徳山さん側からの「盛衰記」も読んでみたいなと思います。

そうそう、ただこの本、要は楽屋話ですのでネタばれを含みます。
岡嶋作品未読の方はこの作品からは読まない方がよいです。

私どもも「おかしな二人」ではないですが「おかしな三人」でやっております。。
さてさて、如何様に展開していきますことやら・・・笑
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theme : 古本
genre : 本・雑誌

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