--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2009-09-08

児童書

はんのきの一角には児童書コーナーがあります。
絵本、物語など幼児~中学生向けまで
少しずつ品揃えを増やしています。

子供の頃に読んだ本の背表紙を見ていると
当時のわくわく感がよみがえってきます。

『ドリトル先生シリーズ』は寝床で親に読んでもらいました。
自分で本を読むようになって
『長くつ下のピッピ』、『二分間の冒険』はお気に入りの本でした。
『マガーク探偵団』、『ズッコケ三人組』、『クレヨン王国』などのシリーズは
新刊が出るのを楽しみにしていて、リアルタイムで読んでいた世代です。

図書館で本を借りるようになるまで、
百万遍にあった児童書専門店「きりん館」で本を買っていました。

自分に甥っ子や姪っ子ができて、
さあ、これからはクリスマスや誕生日毎に
「きりん館」で絵本を買って贈る楽しみができたぞ、と思っていた矢先、
昨年末、残念なことに閉店されたことを知りました。
大好きな本屋さんでした。

『モモ』、『ゲド戦記』は大人になってから読みました。
『モモ』は子どもの頃、親が買ってくれたのですが
当時は完読できませんでした。
導入が長いからでしょうか、設定が地味だからでしょうか…。
途中で投げ出された本は、自宅の本棚でほこりをかぶっていました。

今から2年ほど前、ふと手に取り、再び本の扉を開けました。
物語の世界に入るのに約20年の年月がかかってしまいました。

ところで、こういった現象が起こるのは、何も私に限ったことではありません。
以前、はんのきで、『モモ』をご購入されたお客さん(以下Aさん)の話しです。

Aさんが小学生だった頃。

A少年にやさしい女の先生が「いい本だから」と色々な本を貸してくれます。
しかし、A少年はそれらの本を読むことができませんでした。
読んでいないことは言わずに、そのままそっくり先生に返却していました。
そんなことを知ってか知らずか、先生は次々と、名作とされる本を貸してくれました。

先生が貸してくれた本のタイトルは思い出せないそうですが、
当時A少年の手の中をスルーしていった本たちと
何かの折にでくわすことがあると、
「あ、この本は先生が貸してくれた中にあった本だ」
と分かるそうです。

そんな一冊に『モモ』があったのです。
はんのきの店頭で、十数年ぶりに再会し、ようやく読む気になったとのこと。

町家古本はんのきで
懐かしい再会、新しい出会いがあるといいですね。


はんのきの場所:地図
開店時間:9月店番表


by avocadou店主



スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

町家古本はんのき

Author:町家古本はんのき
「町家古本はんのき」は、
「古書ダンデライオン」、
「古書思いの外」、
「古書ヨダレ」、
の3人の店主が共同で経営している
古書店です。

住所:〒602-8357
京都市上京区鳳瑞町225

定休日:不定休

営業時間:12時~19時

メール:m.f.hannoki@gmail.com

電話:075-205-3286

店頭にて、古本買取しております。お気軽にお持ちください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。