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2010-10-23

思い出のむこうの声

です。

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前回、偶然知ったと書いた長岡輝子さんですが、その2日後、新聞で訃報に接し、驚きました。知ったばかりで残念、と思っていたところ、今日、ブログを見た母親からメールが。子供の時によく聞いていた宮沢賢治の朗読のテープで、長岡さんが「雪渡り」の朗読をされていた、とのこと。これまた驚き。

実家にあるので、記憶の限りに検索して、多分これだろう、というのが「宮沢賢治童話集」(中央公論社、1990年、ブックレットとカセットテープ5本組、1971年のレコード版もあり)。武井武雄、初山滋挿画、朗読:長岡輝子、宇野重吉、米倉斉加年という凄いメンバー。収録作品は「オッペルと像」「注文の多い料理店」「どんぐりと山猫」「虔十公園林」「狼森と笊森と盗森」「祭の晩」「雪渡り」「いちょうの実」「水仙月の4日」「よだかの星」。

いつ頃、親から貰ったのか覚えてませんが、よく夜寝る前に、電気を消して聞いていた記憶が。暗闇で朗読に耳を傾けていると、その情景が浮かんできて。一番聞いたのは「狼森と笊森、盗森」と「オッペルと象」「虔十公園林」だったです。「よだかの星」と「オッペルと象」は子供心にも物悲しく、「どんぐりと山猫」の語りは凄く面白く、「雪渡り」の中に出てくる「幻燈」という言葉に惹かれて。長岡さんと、こんなに昔に(声で)出逢っていたとは。無性に聞きたくなったのは言うまでもなく、今度実家に帰ったときに聞いてみます。皆様も機会がありましたらぜひ。

長岡さんのご冥福をお祈りいたします。

(写真は、『ちくま日本文学003 宮沢賢治』(筑摩書房、1991年))


町家古本はんのきの場所はコチラ

町家古本はんのきの10月の店番表はコチラ

本日の執筆:中村明裕(古書ダンデライオン

本日の店番読書:『オラクル・ナイト』(ポール・オースター、新潮社、2010年)         

余談:ツイッターはじめました。しかし、長いことつぶやいてないなぁ。。
   http://twitter.com/koshodandelion

余談2:古書ダンデライオンが参加する、マンガ・古本カフェ「Tripel(トリペル)」がオープンしました。少しずつ古本入れてます。
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genre : 本・雑誌

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やはりご存じではなかったのですね

中村様

 ガイブンスキー@枚方です。

 長岡輝子さんの件。

 私も存じ上げておりませんでした。
 中村さんのブログを読んだ翌朝のNHKニュース(“おしん”に出演されて
いたこともあってか少し時間を割いて報道)で訃報を知りました。
 始めは最近どこかで名前を聞いた人やなぁ程度で、何気なく耳を傾けていた
のですが、ん?長岡さん?、ということでもしやと思ってブログを読み返した
ところ、まさに同一人物。
 どうも亡くなったことはご存じない書かれ方だったので、あまりの偶然に私
も驚くとともに、ショックだったのでは、ということもあり、お声をかける
(コメント書く)こともできず...。

 私も、ご冥福をお祈りいたします。


 『オラクル・ナイト』の件。
 
 あぁ!もう読まれたのですね。うらやましい。どうも最近、“今、手に入れ
ておかないと二度と手に入らないかも”病でやたらと本を集めたがために、本
当に読みたい本が読めなくなるという本待つ店頭、じゃなかった、本末転倒状
態。以前のあまり本を読む時間が無かった方が、読みたい本を厳選できていた
ような。実は、『幻影の書』も『オラクル・ナイト』もぜひ読みたいのに、未
購入、そして、もちろん未読。新潮社のものは、『ティンブクトゥ』以外は文
庫(それぞれ単行本が出た頃は、文学から遠ざかっていた時代に相当)で所持
していることもあり、何となく単行本は購入しづらく。なんかなぁ。

#文庫になるのを待つか、はんのきさんに並ぶのを待つか(笑)

長岡さんのことは、『昔日の客』を読まなかったら、『小さな噴水の思い出』を読まなかったら知らず(気付かず)、ブログに書かなければ、宮沢賢治の朗読テープのことも思い出すことが出来ず、と不思議なものですね。


実はオースターを読むのは久々で、『幻影の書』はとばしたのですが(積読タワーの奥で見つからない)、でも『オラクル・ナイト』良かったです。印象としてはオースターが脚本をした『スモーク』に似ているかもです。

あとがきの中で、訳者の柴田元幸さんがオースターが「この前の『幻影の書』が交響曲だったとすれば今度の本は弦楽四重奏だね、と言っていた。」と書いておられるので、『幻影の書』も早く読みたいところです。おそらく順次文庫化されていくとは思いますが、よろしければご相談しましょう(笑)。

でもガイブンスキーさんも読むものが沢山・・・。『ゴーレム』の感想も次回お会いしたときに伺いたいです。
プロフィール

町家古本はんのき

Author:町家古本はんのき
「町家古本はんのき」は、
「古書ダンデライオン」、
「古書思いの外」、
「古書ヨダレ」、
の3人の店主が共同で経営している
古書店です。

住所:〒602-8357
京都市上京区鳳瑞町225

定休日:不定休

営業時間:12時~19時

メール:m.f.hannoki@gmail.com

電話:075-205-3286

店頭にて、古本買取しております。お気軽にお持ちください。

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