--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-01-21

幻のベストセラー

ブログに載せよう載せようと思いながらはや数ヶ月、
残念ながら手元から離れ、さる語学の研究所に旅立って行ったこんな本をご紹介♪

昨年の書籍のベストセラーはなんてったって「1Q84」でしょう。
昨年末で200万部超えてたんでしたっけ。
電車の中でもあの重い本を読んでる人をよく見かけました。

さて、本日ご紹介する本はこちら

nk1nk2


本っていうよりほぼ小冊子ですね。30頁ほどしかなくはっきり云って手づくりレベル(笑)

ただ、こんな本が「1Q84」より売れたんです。
それも終戦の年の秋から年末までの三ヶ月間で360万部も。。。

それにしても商売人というのはすごいもんです。
終戦直後、これまでの価値観が壊されたとはいえ鬼畜米英だと
いわれていた国の言葉を、よしこれからはこれが儲かる!と切り替える頭。
ただ、紙代の高騰が著しく刷れば刷るほど赤字になったとか、二匹目の泥鰌が始めたからと
色々と要因はあったようですが三ヶ月でぴたりとやめられたとそうで。

ところで、
先日、出版社の方とお話してましたらこんな事を云われておりました。

「自分の作った本がアマゾンで一円で売られててちょっと寂しかったよ」

まぁ確かに作られた方からすると自分が心血注いだ本が一円というのは
なんだかなぁという思いもあるんでしょうね。
ただ、古本屋的立場からすると、一円って事はそれなりに売れてるんですよ!!
とも云いたいんです、はい。

高い本ってのは数がない=あんまり売れてない。

ってパターンが多いわけでどっちがいいですか、ってお聞きすると悩まれてましたが(笑)

さてさて、
この「日米会話手帳」
「五体不満足」の550万部には負けますが321万部の「世界の中心で愛を叫ぶ」には勝っております。
BOOKOFFさんの105円コーナーにいっぱい並んでいる「セカチュウ」
上の原則の典型パターンですね♪

バカ売れした本ってのは大抵残るんです、ただこの子はこんな形態だったこともあり
ほとんど現存がない幻のミリオンセラーとなってしまいました。国会図書館にもないそうで。

ちなみに中身はこんな感じです

nk3nk4

急いで作られたわりにはローマ字での日本語発音までついていて
外国人もターゲットにしている節が見えたりもするのですが(笑)

nk5nk6

なんといいますか、この本、なにがあっても生きてってやる!!!みたいなあの時代の決意が見えるようで
お守りのようにというか精神安定剤のように弱ったときにつらつら眺めて元気をもらっていた
本なんですが、、、きっとあちらでも大事にされている事でしょう(嫁がせた父気分 笑)

Take It Easy ! いしだ


町家古本はんのきの場所はコチラ

町家古本はんのきの1月の店番表はコチラ
スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

町家古本はんのき

Author:町家古本はんのき
「町家古本はんのき」は、
「古書ダンデライオン」、
「古書思いの外」、
「古書ヨダレ」、
の3人の店主が共同で経営している
古書店です。

住所:〒602-8357
京都市上京区鳳瑞町225

定休日:不定休

営業時間:12時~19時

メール:m.f.hannoki@gmail.com

電話:075-205-3286

店頭にて、古本買取しております。お気軽にお持ちください。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。