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2009-11-18

京都的

はんのきは、北側を寺ノ内通り、南側を上立売り通りにはさまれた
新町通りの一筋西側、小川通りの一筋東側の通りに建っています。

私たちは便宜上「東小川通り」と呼んでいますが
この通りの名前は地図に載っていません。

住所は、公式発表で小川通りとしていますが、
これはともすると正確ではありません。

京都の人は、住所を読んで住所どおりに辿ると
その場所にたどり着けると思っているところがあり、
地図と住所が併記されている場合、
地図ではなく住所を頼りにその場所を訪ねるという方が
たくさんいらっしゃるのではないかと推測します。

はんのきのフライヤーには、確かに「小川通り」とあります。
しかし、素直に小川通りを目指すとはんのきにはたどり着けないことになります。

正確には、小川通りの東側の通りです。
      (新町通りの西側ともいう)

今日は、月曜日に始まり、火曜日の雨で延期された水道管工事の続きが行われていました。
丁度、このエリア内で電気関連の工事も行われており、
月曜日は寺ノ内通り側の入口がだけが封鎖されていましたが、
今日は、寺ノ内側に加え、上立売り側からも封鎖され、
はんのきが建っている通称東小川通りは
両端とも通行止めの完全閉鎖。

世間から囲われ完全に孤立した通りとなっておりました。
手塚治虫『時計仕掛けのりんご』を想起させるシチュエーションであります。

しかも、工事は店のまん前で行われており、
いつもは透明硝子越しに本棚が望める出窓に寄り添うように
ユンボーが肩をならべ、玄関の前のアスファルトは
大人の背丈ほどの深さの穴が
道幅いっぱいに掘られています。

さらに、玄関戸の足元にある水道管の周囲の
コンクリートも掘り返され、玄関先の足場にもやはり穴が。

砂埃や安全性を考慮して
出窓の格子は外さず、玄関も閉めたまま。
外観と周囲の状況を見る限り、閉店しているのだろうと思うところ。

1118.jpg

玄関にセロテープで貼ったメモ用紙に
マジックで書いた「営業中」の文字が
ささやかに開店していることをアッピールしています。

その紙でさえ風で今にも吹き飛ばされそうに揺れているのが
玄関戸の透かし硝子越しに見えます。
(セロテープを上部にしか貼らなかったため)

今日はもう店を閉めようか、という気分になっていたところ
玄関が開いて白髪長身の男性が入ってきました。
お客さんだと認識するのに数秒という時間が必要でした。

再び一人になってしんとした店内に居ると
店前の工事のお兄ちゃんたちのしゃべり声が聞こえてきます。

兄 「おい、もう水はひいたんか?」
弟 「水をひくんですか?? いや、まだです…。」

弟 「え、水をひくんですか?水をひくってひくんですか?」
兄 「はあ?何いうとんねん。」

兄 「水、ないやんけ」
弟 「はい。あ、水を入れろと言われたのかと思いました」
兄 「おまえあほか日本語わからんのか!」

弟 「はぁすいません。いやあの、「ふとんをひく」とかの「ひく」かと思いました」
兄 「ちゃうわ!」

本日は、そんなほほえましい京会話をBGMに店番をしておりました。






by avocadou店主

町家古本はんのきの場所:地図
開店時間:11月の店番表
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町家古本はんのき

Author:町家古本はんのき
「町家古本はんのき」は、
「古書ダンデライオン」、
「古書思いの外」、
「古書ヨダレ」、
の3人の店主が共同で経営している
古書店です。

住所:〒602-8357
京都市上京区鳳瑞町225

定休日:不定休

営業時間:12時~19時

メール:m.f.hannoki@gmail.com

電話:075-205-3286

店頭にて、古本買取しております。お気軽にお持ちください。

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